はじめに
こんにちは。野原たんぽぽです。
私はこのブログや執筆活動を始めるにあたって、「新しく、プロフィール画像として使えるイラスト」がほしいなあと漠然と考えていました。
その結果、coconala(ココナラ)というサービスでとても素敵なアイコンを作っていただくことができたので、その一部始終を紹介したいと思います。
おすすめの読者
- 顔を出さずに執筆や配信活動を行うために、イラストアイコンを探している人
- coconalaがどういうものかわからず不安な方
- 低予算でも高クオリティのSNSアイコンを探したい方
本記事は実際の体験談であり、PR記事ではございません。
クリエイターさんの探し方
まず、coconalaにアクセスします。
ここで左上の検索窓に検索ワードを打ち込んでいきますが、ここでのワードの選定が意外と重要です。
なぜなら、特にアイコンのイラスト作成に関しては、星の数ほどクリエイターさんが存在しているため、「アイコン イラスト」のみでは、自分の好みに合ったテイストなどを絞りきるのが難しくなってしまいます。
私の場合は…
私は、安直ですが「アイコン イラスト おしゃれ」と、「おしゃれ」をプラスして検索していました。それだけでも、けっこう絞れました。(実際の結果では、38,661件→1,975件)
そして、ここからさらに「確度の高い絞り込み方」をご紹介します。
上記の検索ワードで、以下のような結果が出てきて、真ん中のクリエイターさんが好みだったとします。
真ん中のクリエイターさんのページに飛びます。
しばらくスクロールすると、「このサービスを閲覧している人はこのサービスもチェックしています」という項目が出てきます。
確かに、言われてみれば最初にクリックした真ん中の方と、画風が似ているアイコンが表示されているなと思いませんか?
この欄では、自分と同様にこのサービスをクリックした人が、他にどんなサービスをクリックしたかを表示してくれています。実際、ここを辿って他のクリエイターさんを見ていくと、好みの画風を持った方に出会いやすいです。
その他、検索時のポイント
1.予算上限は必ず入力しよう
予算の上限は必ず入力しましょう。予算外の高額なサービスが出てきても、頼めないのであれば閲覧する時間がもったいないです。
私は予算¥10,000ほどで考えていたのですが、¥1,000-2,000くらいならオーバーしてもいいかなという気持ちで、少し多めに入力していました。
2.クオリティにこだわるなら予算の「下限」も入力
予算の下限、例えば「私は¥5,000は少なくとも絶対に出せる」というラインがあれば、入力して探してみましょう。
この下限が、サービスをクオリティでふるいにかける「クオリティフィルター」になります。
上限しか入力しないままだと、単価が¥500のイラストサービスも出てきたりします。ですが、¥10,000払ってもいいと思って探している人が、¥500で完成してもらえるサービスの質で一体満足できるでしょうか…?
3.最終ログイン日は気にする?
その他、最終ログイン日や出品者ランクなど色々なフィルターが用意されていますが、私は基本的に使用しませんでした。
- どんなに素晴らしいクリエイターさんでも、coconalaというマーケットで需要がなければ、依頼も少ない
- その結果、作例がよくてもまだレビューが0件だったり、最終ログイン日が30日以上前と表示されていることもある
ゆえに、狙っているクリエイターさんが例え最近はアクティブではなさそうであっても、依頼メールがちゃんと届き、やり取りが始められさえすればOKだと考えていました。
そうしてついに決定…!
私は、王道系の絵柄が多いcocoalaでは珍しく、ひとクセあってゆるかわなイラストを提供されている、Nagata Kanbinさんに依頼することにしました。
絵柄の感じは、おしゃれな雑誌のエッセーの挿絵で出てきそうな雰囲気…!
「なかなかcoconalaで頼めそうな雰囲気ではないぞ!」と、見つけたときは胸が高鳴るかのような興奮を覚えたことを思い出します。
依頼時はログインが30日以上前になっていたので、念のためKanbinさんのInstagramなどを見にいき、アクティブそうであることを確認。
ドキドキしながら依頼を決定しました。
依頼中のやりとりについて
私はクリエイターさんへおまかせではなく、「言葉にできる部分や、そうでなくてもイメージで伝えられそうな部分はすべてお伝えして進めていきたい」という方針でした。
クリエイターさんからも、とても進めやすかったと言っていただいたので、工夫したことを書いておきます。
例:こんなふうに伝えました!
背景の色について
「全体的に淡い春色で明るい雰囲気にしたいと思っています。カラーコードでいえばピンク系の#fff6f7あたり、もしくは黄緑系の#f0f6daくらいの色が気になっています。もしお手間でなければ、背景色を変えて2つのバージョンをお願いできますでしょうか」
→ 理想に近いカラーコードを自分で調べてお伝えしたので、より理想の雰囲気に近づけることができました。
キャラクターが着用する洋服について
「添付した画像のようなお洋服のような首元の形が理想です」
→ 実際に人間が理想のお洋服を着ている画像を添付しました。
クリエイターの他の作例が豊富に見られる場合
「Instagramのイラストの中では、添付した5枚が気になりました。その中でも特に、①と②が好きでした。こういった、少しアンニュイな雰囲気に惹かれています」
→ KanbinさんのInstagramは本当に貪りつくように見て、好きな画像をピックアップしました。クリエイターさんが過去に実際に描いた絵を参考に話を進めれば、すり合わせはとてもうまくいくと思います。
ある抽象的なパーツの形について伝える場合
「ブログ用のファビコンとして、顔のみをくり抜いたものがほしいです。くり抜きの形は、拾い画ですが添付の画像のような抽象的な雰囲気のある形でお願いしたいです」
→ これは追加でファビコンを発注したときのやり取りです。
このファビコンの、うねうねっとした形、わかりますかね?こういう形がよかったので、Pinterestでいくつかこういうシルエットの形を探して、添付しました。言葉では絶対伝えられなかったはず。
全体的な雰囲気について
「おもに女性向けの文章を書きたいので、20~40代の女性に一瞬でおしゃれだな、この人の話に耳を傾けてみようと思ってもらえるような雰囲気がほしいです」
→ これはふわっとした指示ですが、全体的な雰囲気も最初にお伝えしておくと、細部を決めていただく際の指針になるかなと思い、お伝えさせていただきました。
そして完成!
※保存防止のため、本記事のみ画像に文字入れをさせていただいております。
見てくださいこのクオリティの高さ!
個性があって唯一無二のアイコン。それなのに可愛らしさもあって、背景やその他含めて色合いがとってもきれいで…
このアイコン制作は¥6,000スタートでしたが、ファビコンを作っていただいたりすることに対して対価を支払いたかったので、追加でクリエイターに支払いができる「おひねり機能」を用いて、結果的に¥10,000となりました。
予算内にも収まり、とっても素敵な作品が完成し、coconalaで探してみてよかった…(というかKanbinさんがcoconalaをやっていてくれてよかった…)という気持ちでした。
Column
似せるのか似せないのか問題
coconalaのサービスの中には「絶対似せます」という似顔絵アイコンサービスも少なくありません。
私が依頼したKanbinさんのイラストは、いい意味で顔立ちに「似せる」タイプの画風ではないと思ったので、私は「一応、雰囲気をお伝えするため私の写真をお送りしますが、似ていなくてもまったく構いません。Kanbinさんの画が好きで全幅の信頼を置いているので、画風を重視したいです」とお伝えしました。
けれど、できあがったイラストを見ると、おこがましくもなんだか私に似ているような…
たまに、リアルで会った人からも、「このアイコン、本当にたんぽぽさんにそっくりだよね」と言われて驚くことがあります。
あまり似せなくてよいとお伝えしたのに、多分どこかしらを似せていただいているのだと思いました。
「やはりイラストのプロはすごい!」と感動しました。
おわりに
ここまで紹介してきたように、coconalaでいいクリエイターと出会えたことで、素敵なアイコンを作成することができました。
依頼の仕方や検索のかけ方など、読者の方の参考になれば幸いです。
P.S.
Kanbinさま、紹介記事を書くと最後にメッセージを送ったにも関わらず、非常に遅くなってしまって申し訳ありませんでした…。
また機会がありましたら、必ず依頼させていただきます!